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鏡幻屋・灯の戯言日記

ここは、灯友星の日々の小言+SSを綴った日記帳です。何かの感想やらサイトと作品の裏話やらを書いてます。拍手レスやらお礼もこっちです。 基本、更新日周辺でしか書かないと思います。

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仕事関係では、できるだけ怒られるようなことは避けようと思ってたんですけど。よりにもよって、近所のおっちゃんを怒らせてしまいました。普段温厚な方なだけに、かなり落ち込んでます。…あんまり会うことはないけど。

(ボソっ)…公務員って面倒ですね。

それが小さい自治体内だとなおさら。や、小さいとこだけには限らないのか?権力ある人には頭下げてお伺いたてとかないといけない、とかいう…習慣?面倒なのは公務員という職もあるけど、仕事自体もかもしれないですね(苦笑)
上司方は、よくあることだけどまぁいい教訓になっただろ、と笑ってましたけど。ちなみに親は、そんなことよくあることだからすっきり忘れてしまえ、と言いました;一々気にしてたら仕事なんてできない、だそうで。つくづく全くその通りなんだろうなぁ、と思うんですが、切り替えって難しいですね。ここ最近の疲れもあって、一週間くらいかかりそうです。この仕事について2年経ちましたけど、まだまだ未熟だなと痛感します。というか、暑いし頭痛いし仕事減らない割に人減るし、最悪としか言いようがないですね。この間の事故といい母の怪我の多さといい、本気で一回お祓いに行った方がいいんじゃないかと思う今日この頃デス。

さて、切り替えしてる間に、復活材料になればいいなとSSを細々と書き中。
と思ったら、一昨日パソ打ってて眠かったのか、うっかりSS書きかけのを一つ、消しちゃってることが今さっき、は、判…明…しました…(泣)覚えてるからいいんですけどね。せっかく、ギアス×黒執事のパラレル書いてたのにぃ。もう一回、根性で書き直しますっ。
なので、今回は違うSSをご用意してみました。
…そういや、デュララ好きー、って言ったことないような…?よし、今叫んどこう。

静帝、大好物なのですよ!

…ふぅ。すっきりしたっ。臨也さんも好きですけど、シズちゃんの方が好きです!!更にその頂点はやっぱりみかみかでしょ♪
というわけで、初・静帝SSです。拍手のは初にカウントしません。だって、臨也さんの出番がメインに来てたし(ォィ


えっと、あとゼロサム感想をちらっと。あくまで印象に残ったところを。
・わーい。カストルさん&ラブさま合流!
 そして、何かすごく良い雰囲気じゃないですかフラテイ!むしろ公認?会話だけなら妖しさ満点ですよっ。
・DOLLS…短かった(シクシク)
 誘拐からあの流れになるのが、よくわからないけど。え、やっぱりそう来るの?!みたいな。予想はしてました(笑)
・あまつきは、いよいよ乗り込みですよ。とっきーの格好良さが毎回上がってるような気がして、ちょっと嬉しいです。
・彩の神、続きが気になる~。彩くんの最後の言葉の真意がものすっごくっ。
・それより、ハイガクラ、ドラマCD第2弾ですか!これは買いですよ!!やったねっ。

とりとめないことばっかですが、なんか、ここ数週間の内容を一気に書いた気もする;
ここまで長々読んでお付き合いいただいた皆様、感謝です。
それでは、お待たせしました。静帝SSをどうぞっ。


★静帝SS(BGMは「メルト」と「ふわふわ時間」で;)


天気予報が、嘘をついた。

図書館の軒下で帝人は、土砂降りの雨にため息をついた。
試験勉強のために立ち寄っただけが、つい長居をしてしまったらしい。
時計の針は、現在夕刻の5時少し前。曇天の空は暗く、しばらく止む気配はない。かと言って、カバンの中には、あいにく折りたたみ傘という便利なものはない。
小雨程度なら走って帰るところだが、こうも降っていては軒下から一歩出ただけでびしょ濡れになるだろう。
誰かに頼るのも手だが、はてさて誰に頼ったものか見当もつかない。
手持無沙汰に眺めるケータイの蓋を開いたり、閉じたりしてみる。
いっそ、ナンパ大好きの幼なじみでも召喚しようか。
そんなことを考えていると、雨音に混じってコンクリートの階段を踏みしめる音が聞こえた。
「おっ。竜ヶ峰じゃねぇか」
聞き覚えのあるハスキーな声に顔をあげると、人工的な金色の輝きが目に飛び込んできた。
帝人の知る人物で、その色を持っているのは1人しかいない。
「静雄さん!!」
「どうした?そんなところで」
帝人の驚きに、コンビニのビニール傘を片手に不思議そうな顔をする池袋最強の人がいた。いつものバーテン服は変わらないが、この雨だと湿気るのか、煙草は銜えていない。
「静雄さんこそ、こんなところにいるなんて珍しいですね」
「仕事がちょうどこの近くだったんだよ。で、この雨だし、先帰っていいって言われて、な」
偶然この前を通ったところ、帝人が見えたので寄ったのだ、と彼は言う。それから、もう一度先程と同じ問いを口にした。
そこで帝人は図書館に来た経緯と傘がないことを言うと、彼は少し考える素振りを見せ、無言で帝人の腕を取ると、ひょいと自分の方へ引っ張った。
「うわっ」
いきなりの事で帝人はバランスを崩したが、倒れる前に静雄に受け止められた。
「しゃあねぇな。送ってやるよ」
背中に回された腕の温もりに、何が起こったのか理解した帝人は慌てた。
「で、でも、何か悪いです…っ」
「いいから。俺が、いいって言ってるんだ。気にすんな」
くしゃりと髪をかき混ぜられて、気恥ずかしさに顔が火照ってくるのがわかる。
それと同時に、こうやって何気なく甘やかしてくれることが、すごく嬉しい。
「じ、じゃあ、せめて、僕の家で、お茶、飲んでいってください」
きゅ、と彼の服の裾を掴み、帝人は精一杯の勇気を絞って告げた。
気遣うな、と彼は言ったが、結局帝人の提案に頷いてくれた。
傘の外は、雨。雑音のない、無音の世界を歩くのは、2人。
閉ざされた空間で、隣にいる彼が濡れないようにと肩を抱いてくれる優しさに、それを見せてくれることに、心がマシュマロのように揺れる。
「静雄さん」
「ん?」
「…ありがとう、ございます」
やや間を置いて、おぉ、と上ずった声が上から返ってきて、帝人はこっそり破顔した。

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    日々素敵な出会い(小説とかマンガとか)を求め、あちこちの本屋を巡るのが大好き。
    一番好きな時間は、小春日和にふかふかの布団の上で、大量の本とぬいぐるみたちに囲まれ、ゆっくりお昼寝してる間。とにかくまったりな性格。
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