忍者ブログ

鏡幻屋・灯の戯言日記

ここは、灯友星の日々の小言+SSを綴った日記帳です。何かの感想やらサイトと作品の裏話やらを書いてます。拍手レスやらお礼もこっちです。 基本、更新日周辺でしか書かないと思います。

2024/11    10« 1  2  3  4  5  6  7  8  9  10  11  12  13  14  15  16  17  18  19  20  21  22  23  24  25  26  27  28  29  30  »12
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

決してどこにも出かけたりしないでしょうけどっ(ェ だって人混み嫌いだし。4日間の休み、のんびり満喫できたらいいなぁと思います。…あと更新も。この間書いてたら、うっかりデータ消しちゃった。ギアス新シリーズもんのやつ(泣)あそこで間違って上書きなんてしなかったら…っ。

さて。気を取り直して。
では、久しぶりにSSを1つ。この間から何故かハマっているガンダム00・ロク刹で。
この間茜嬢にも言ってたんですけど、おっかしいなぁ。私、00見てないのに。第一話も最終回も、全くっ。何をどうしたら、彼らが好きになったのか…わかんないですけど、好きです。えぇ。ちゃんとバラバラですが半分以上ビデオ見返したしね。妹よ、録っててくれてありがとう!
ついでに。このSS、せっちゃん=女性ってことで、注意してくださいませ。
では、ご了承の場合のみ、どうぞ。



○今日のSS(ガンダム00・ロックオン×刹那・唐突に思いついた小ネタ)

戦いと戦いの合間の、ちょっとした出来事。
「でも、ティエリアといい刹那といい、ほんとっ、肌綺麗よね~。羨ましいわぁ」
「……ミス・スメラギ。くすぐったいんだが」
「やぁんっ。ほっぺた撫でてるだけなのに、刹那ってば、可愛い♪」
構ってくれないティエリアに逃げられてしまったので、スメラギ女史は最年少マイスターの刹那を思う存分構い倒していた。
ボディタッチはもちろん、ぎゅっと抱きしめてみたり、頬ずりしてみたり、結構やりたい放題である。
思わず、一歩間違えればセクハラなんじゃ、とか、窒息死しなきゃいいけど、とかアレルヤは思ってしまった。
その彼の隣では、止めようにも止められないロックオンが苦笑いしている。どうやら同じ感想を抱いたようだ。
「けど、そうやってると、何だか微笑ましいよね」
「女同士でじゃれあってるみたいだって?」
「………えぇっと、まぁ、うん…;(みたい、じゃなくて、本当にそうなんだけど…)」
言葉を濁すアレルヤに気付かず、ロックオンはようやく解放された刹那に後ろからしなだれかかった。
「…重い。ロックオン」
「いいじゃん。俺と刹那の仲だろ」
「そんな仲になった覚えはない」
「ひっでーなぁ、せっちゃんってば。おにーさん、傷つきそ~」
「こら、ロックオン。それ以上はセクハラよ」
「それ、ミス・スメラギには言われたくないですよ」
「なんで?私のどこがセクハラしてたっていうのよ!」
「だって刹那、男ですよ?それに…」

ぺたり

『…………?!』
「な。アレルヤ。こんな全くの胸なし女が、世の中にいるかっての」
「…………っ」
体が、小刻みに震えている。
ちょっとからかいすぎたかなぁ、とかロックオンが思った…その瞬間。
俯いた刹那の口から、いつもよりも数段低く冷たい声が、紡がれた。
「変態。スケベ。エロオヤジ」
「……せ、せつな、サン?」
「貴様など、ティエリア・アーデに殺されてしまえ!!
そう言い残すと、刹那は脱兎の如く走り去った。
「……え?え、えぇっ?!」
呆然とするロックオン。伸ばされた手が宙に浮いて、むなしい気分だ。
ロックオン・ストラトス。覚悟はいいな?
「あれ?ティエリア、いつの間に?」
「少し前だ。さて、刹那・F・セイエイからの指名だ。ありがたく受け取ることにしよう」
ジャキっ、と構える音と、物騒な言葉が聞こえてくる。
振り向いた先には、銃を構えたティエリア。
思わず、もう一人の同僚に助けを求めた…が。
「あ、アレルヤ!」
「ごめんロックオン。今回は君が全面的に悪い」
ふいと顔まで背けて部屋から出て行かれてしまい、ロックオンは神にすら見放された気分になった。
頭に、冷たい感触が当たる。冷や汗が止まらない。
なまじ顔が綺麗過ぎるため、鉄のような無表情と引き金に掛けられた手と合間あって、通常の5倍は…怖い。
「ロックオン・ストラトス。一応希望は聞いてやる。刺殺絞殺扼殺射殺撲殺轢殺毒殺自殺、どれがいい?」
最後の何かおかしくない?!っていうか、ないのって爆殺だけかよ!!」
「爆弾なんて野蛮かつ目立つのは嫌いだ。選べないのなら、私一押しの、宇宙空間で射殺と窒息死の同時体験で決まりだな。お得感溢れるだろう?」
「そんなお得感いらねぇよ!ちょ、せつ、刹那ぁ!!助けて~っ!!」
プトレマイオスに、哀れな男の非常な叫びが響いた。

―――その後。
「…ロックオンのバカ」
「仕方ないよ。刹那が女の子だって気付いてないんだし。晒巻いてワザとなのにね」
「マイスターが女だとわかったら、大変だからな」
「でもさぁ、こんなに可愛いんだから、わかってもいいと思うけど。船の中じゃ、知らないの、彼くらいじゃない?」
「ミス・スメラギとティエリアはともかく、アレルヤやフェルトたちだって気付いたのに」
あの鈍感男、と不満げに呟く刹那と、隣でティエリアの標的になった男の行く末を思いため息をつくアレルヤが、共に廊下を歩いている姿が見られたとか。

拍手[0回]

PR
お名前
タイトル
メールアドレス
URL
文字色
絵文字 Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
コメント
パスワード   コメント編集用パスワード
管理人のみ閲覧
この記事へのトラックバック
トラックバックURL:
カレンダー
  • 10 2024/11 12
    S M T W T F S
    1 2
    3 4 5 6 7 8 9
    10 11 12 13 14 15 16
    17 18 19 20 21 22 23
    24 25 26 27 28 29 30
最新CM
プロフィール
  • HN:
    灯友星
    HP:
    性別:
    非公開
    趣味:
    本読み、ネットめぐり
    自己紹介:
    日々素敵な出会い(小説とかマンガとか)を求め、あちこちの本屋を巡るのが大好き。
    一番好きな時間は、小春日和にふかふかの布団の上で、大量の本とぬいぐるみたちに囲まれ、ゆっくりお昼寝してる間。とにかくまったりな性格。
ブログ内検索
カウンター
アクセス解析
忍者アド
<< Back  | HOME Next >>
Copyright ©  -- 鏡幻屋・灯の戯言日記 --  All Rights Reserved
Designed by CriCri / Material by もずねこ
忍者ブログ  / Powered by [PR]