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鏡幻屋・灯の戯言日記

ここは、灯友星の日々の小言+SSを綴った日記帳です。何かの感想やらサイトと作品の裏話やらを書いてます。拍手レスやらお礼もこっちです。 基本、更新日周辺でしか書かないと思います。

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本日は卒論の口頭試問がありました。何て言うか…かなりコキおろされました;まさか先行研究、付き合っていただいたもう一人の先生が一通り持ってたなんて、反則ですよ!しかし、専門家からの素晴らしいくらいのツッコミに、もう何とも言えず、一瞬全て仰るとおりです、なんて言ってしまおうかと思ったくらいです。自分でもわかってたんですけどね( ―△―)でも、時間ないし、眠かったし(ォィ 今から卒論される方は気をつけた方がいいですよ?題目早めに決めて、書く方法も(例え面倒でも)ちゃんと先生に相談した方が、後々は楽かと。とりあえず、もう一つ残ってる授業レポートを今はなんとかしなきゃいけないんですけどね…。

ま、そんなことはさておき。
とうとう、ギアスがその他入りしました!勢いって恐ろしいですよね。我が家はルル様愛状態ですよ。今日発売の某アニメ雑誌のCMを見て、ついでに買って来い、ですしね;おまけにPS2のゲームも予約させられた…しかも半額要求…。破天荒遊戯も今ハマってますし、相棒は相変わらずラブだし、今月も来月も欲しい本いっぱいですし、…旅行も、行くし…このままだといつか破算するんじゃっ?!うぅ、ちょっと本気で泣きそうです…(涙)

よし、今日はこの辺で終わっとこうっ。
以下、祝・ギアス開拓ってことで、スザルルSS載っけときます。こういう機会でもないと、多分SS書こうとしないかな、といい加減気付いたんで;

○今日のSS(CG・スザルル)
【もしあの時~ゼロ現る編~】

*注:本編とセリフやら色々違うとこがあるのは、ご容赦を…(汗)


大勢の軍人と一般のブリタニア人たちが集まる中、その黒き魔王は姿を現した。
一風変わったスーツとマントを纏い、奇妙な仮面を被った姿は、異様である。
そして、彼はこう宣言した。
「我が名は『ゼロ』。クロヴィスを殺害したのは私である!」
何もかもが唐突すぎることに、誰もが唖然とした。
犯人として捕えた人間を護送していたジェレミア卿たちも、そして…犯人扱いされたスザクでさえも。
ただし、スザクの場合は驚いた理由がちょっと違った。
彼の内心を実況するなら、こうだ。
(な、なんで?!ルルーシュがここにいるのっ?そんなとこに立ってたら危ないよ!運動神経悪いでしょ!はっ。もしかして、僕を助けに来てくれたとか?だったら、嬉しいなぁ。僕ってルルーシュに愛されてるよねぇ。もちろん僕はその百倍愛してる自信があるけど。っていうか、その仮面とか格好とか、きっと嬉々として選んだんだと思うけど、センスどうかと思うよ?!その辺の趣味が悪いのなんて、最初から知ってたけどさ!あぁでも、そういうとこも可愛いなぁ、もう!)
頭がパニックになっているのか、そうでないのか。言葉が既に脈絡ない。それより、ツッコミ所はもっと他にあるんじゃないのか、ともしこれを聞いてる人間がいれば、そう言うのではないだろうか。
そうこうしている内に、あれよと話は進んでおり、いつの間にやらゼロが隣に立っていた。
「柩スザクは頂いていく!」
首に腕が絡む。
だが、問題はそこからだった。
「……持ち上がらない…」
ぼそっとだが、小声でゼロが呟いたのを、スザクは聞いてしまった。
「そりゃあ、君昔っから体力ないし」
「悪かったな!でなくてっ。む、昔って何だ?!」
「だってルルーシュでしょ?」
正体を言い当てられ、ゼロは一瞬沈黙した。
「…ち、違う!私はそんな人物では…っ」
「昔っからヒーローもの好きだったでしょ。でも、選ぶ仮面の趣味は相変わらず悪いよね」
「うるさい!大きなお世話だ!大体お前が捕まったのが悪い!助けに行こうと思ったが、顔バレたら困るし、けど家に残ってるのは着ぐるみと女物しかなかったんだから仕方ないだろ!!」
「(うわぁ、すっごく嬉しいかも…っ)えーと、とりあえず、僕が運べばいいよね。どこまでかな?」
「あ、あっちだ。人がいないところを確保してある。ってそうじゃなくて!」
「はいはい。向こうだね」
笑ってごまかしたスザクは拘束具を素手でちぎると、ゼロの膝後ろに手を伸ばしひょいと軽々と持ち上げた(もちろん姫抱っこ)。
「こ~ら~!!何でこうなるんだ!」
「暴れないでよ。こっちの方が早いんだもん」
「だからって…だからって…この格好は恥ずかしいからやめろーっ!!」
ゼロの叫びと共に、あっという間に2人の姿はどこからか流れてきた煙の中に消えていく。
それが晴れた後に残されたのは、呆気に取られた軍人達と観衆のみ。
一体何が何だったのか。謎が謎を更に呼んだ気分だ。
とりあえず残された軍人たちは、殿下殺害の犯人をもう一度調べなおした方がいいのかなぁ、とか、ゼロってやつの服装の趣味って悪いなぁ、とかぼんやり考えた。


その後、人気のないところでゼロ…もといルルーシュが怒鳴り過ぎて(ということにしておく)帰ってきた時には息を切らしていたり、学園に戻ったスザクが軍に辞表提出してクラブハウスに住み込んだり、今まで以上にスザクがルルーシュにべったりとするようになり、ナナリーと影で攻防戦を繰り広げていたり、という後日談が待っていたりする。
そして更にその後、黒の騎士団が創設されてからは、リーダーとなったゼロの隣では彼を巡って赤髪の少女と茶髪の少年が対立している姿や、それを面白くおかしく掻き回しながらのんびりピザを食べる緑髪の少女の姿と、彼らに頭を悩まされるゼロの姿が見られた、という。

…とにかく終わってしまえ。


何だかよくわかんない代物になりました;こうだったら楽しかったかも、というパラレル。かなり無茶あるかなとは思うんですが、妹とふと、クロヴィスさん殺さなくてもよかったんじゃあ(曰く、苛めがいのあるやつがいないと淋しい、と)、とかスザクがナナリーの騎士だったらマシだった(って関係ないし)、とか話になったので。

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