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鏡幻屋・灯の戯言日記

ここは、灯友星の日々の小言+SSを綴った日記帳です。何かの感想やらサイトと作品の裏話やらを書いてます。拍手レスやらお礼もこっちです。 基本、更新日周辺でしか書かないと思います。

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なんですよね。今日って。ここ2日ほど、バイト…っていうかお客さん多過ぎで忙しくて、帰ってくるなりバタンと逝きそうです;特にこれ超売れてます!なんてものはないハズなんですけどね。

さて、そんなことはさておき。

7Gの5巻発売日は…いよいよ、明日!!

になりましたっ。嬉しい限りです!絶対明日中にゲットしたいと思いますっ。
今ゼロサムの公式サイトを見たら、なんと表紙があの方だったんで(なんとも色っぽい表紙でしたv)、す、すっごく楽しみです!!

さて、おなじみ発売日カウントダウン企画・短期集中連載も、これで最終。
では、いってみましょ♪


○フラテイ・義兄弟学園パラレル―その3

ポッキーをダシにしての、キス。
少しだけ長かったそれを堪能し、フラウはようやく唇を離した。
その瞬間。
バシン、と何かが襲いかかり、吹っ飛ばされた…と思ったら、飛んできたそれを掴んでいた。。
「…っ、いきなり鞭で攻撃とは、生徒会長サマのやることじゃねぇだろ」
「常日頃から風紀を乱し、かつ今目の前で不埒な振る舞いをした罪は重いぞ」
「はぁ~ん。なるほど。さては、うらやましいんだな」
「…たった今、貴様を生かす価値などなくなった。死ね」
「あぁ?上等だっ。今日こそ決着をつけてやる」
酷薄な冷笑をアヤナミが浮かべたと同時に、一気に殺気が教室中を襲い、その場にいた生徒たちを震え上がらせた。平気なのは、当事者たちとその関係者たちくらいだ。
互いに睨み合う。どちらも目付きが悪いだけに、普通より怖い。
そして、何の合図もなく、彼らの激しい戦いは幕を開けたのだった。

一方、残りの3人はというと。
ヒュウガとコナツは戦闘が一般の生徒に迷惑をかけないようにと避難させ、自分達もテイトを連れてちゃっかり2人から離れ、安全を確保していた。
「あーあ。始まっちゃったね」
「もう。2人とも大人気ないんですから」
「仕方ないよ、コナツ。アヤたんとフラウって本当に仲悪いしね」
苦笑するヒュウガに、コナツはため息をついた。この修繕費がどこから出るのか、考えただけでも頭が痛い。
「ったく。あ、テイト君、大丈夫ですか?……テイト君?」
呼びかけても返事がないことに心配になったコナツが顔を覗くと、テイトは顔を真っ赤にしたまま固まっていた。
「あれ。硬直したまま?」
「みたいです。おーい、テイト君っ」
「……ぅえ?!はい!」
ようやく我に返ったテイトだったが、顔の赤さまでは取れない。
おたおたとしているテイトは可愛い。思わずヒュウガもコナツも頬を緩めた。
そんなこんなしていると、ちょうど、ミカゲとハクレンが帰ってきた。
「うわぁ、今日もハデにやってんなぁ。兄さんたち」
「またですか。これで今日の授業はないも同然ですね」
「おかえり。ミカゲ、ハクレン」
帰ってきた2人に、テイトは笑顔で言う。
コナツは彼らの手の中にもっているお菓子を見て、君達も?と聞いた。
「君達もって…あぁ。もしや、フラウ先輩もですか?」
「考えそうだよなぁ。あ、テイト。これはお前におみやげ」
お菓子―違う種類のポッキーとプリッツをそれぞれ渡すミカゲとハクレン。
嬉しそうに受け取ったテイトに、2人もにっこり笑った。
「おや、こちらもですか」
「今日もやってるね。あの2人」
ふと声がして、その方を見ると、今度はカストルとラブラドールがやってきた(行き来の規則は無視)。
もちろん、手にはまた違う種類のポッキーとプリッツ。
「こんにちは。カストルさん、ラブラドールさん」
「すみません。会長たちが暴れていて」
「手をつけられないことくらい、わかってるから。けど、みんなポッキーとかプリッツとか持ってきたんだね」
「まぁ、そうですよね。フラウはともかく、みなさん考えることがご一緒のようですね」
「今日は、ポッキー&プリッツの日、だものねぇ」
そう言って、持ってきた菓子をテイトに渡した。

全ては、愛しいテイトのために。

「みんな、ありがとうっ」
テイトが嬉しそうにふんわりと笑う。それだけで、その場の空気が和やかになる。
そして、一緒に食べようと言ったテイトの言葉をきっかけに、穏やかなティータイムが始まった。

ところが、午後一授業のチャイムが鳴り終わっても、戦闘は終わらず。
教室の外では、止めようにも止められない教師が悲壮な顔で怯えていた。


とりあえず終わっとけ;

…これはフィクションです。パラレルです。えぇ。だから、物ぶつけるのはやめてくださいっ。痛っ。あぅ(泣)
というわけで、3回に渡ってお送りしました。学園パラレル、書けて楽しかったです♪とにかくテイト君が愛されている話になってしまった。

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    一番好きな時間は、小春日和にふかふかの布団の上で、大量の本とぬいぐるみたちに囲まれ、ゆっくりお昼寝してる間。とにかくまったりな性格。
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