鏡幻屋・灯の戯言日記
ここは、灯友星の日々の小言+SSを綴った日記帳です。何かの感想やらサイトと作品の裏話やらを書いてます。拍手レスやらお礼もこっちです。 基本、更新日周辺でしか書かないと思います。
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もう終わりなんですよね…早いもんです。就職、まだ内定一つももらってないのに(泣)
今日も(っていうほど行ってないけど)説明会行ってきます。意外にも梅田までの時間がそんなにかからないことに、昨日驚いてしまいました。いやぁ、結構近かったのか(笑)
サイトの更新はちょっと遅い気味になるかもしれないですが、気長に待っていただけると嬉しいです。
それはそうと、ふっと見たら、4万ヒットしてました。うわぁ~。なんだか、嬉しいを通り越して、感激の極みにいます(笑)今まで来てくださった方々、本当にありがとうございますっ!!
では、以下今日のSSSです。前回の続きになります。
今日も(っていうほど行ってないけど)説明会行ってきます。意外にも梅田までの時間がそんなにかからないことに、昨日驚いてしまいました。いやぁ、結構近かったのか(笑)
サイトの更新はちょっと遅い気味になるかもしれないですが、気長に待っていただけると嬉しいです。
それはそうと、ふっと見たら、4万ヒットしてました。うわぁ~。なんだか、嬉しいを通り越して、感激の極みにいます(笑)今まで来てくださった方々、本当にありがとうございますっ!!
では、以下今日のSSSです。前回の続きになります。
○今日のSSS(混合パラレル・続き)
「ちょっと、なんでアンタがここにいるのよ?!」
3年ぶりに見た幼なじみの姿に、イノは思わず絶叫してしまった。
「………知り合い?」
「っつーか、幼なじみ。隣の家に住んでたんだ」
「そうなんだ。へぇ、奇遇だね」
「んなことは、どーだっていいのよ!!シカマル、アンタこの3年間、音信不通で何やってたのよ!皆心配したんだからねっ」
がしっとシカマルの胸元を鷲掴みにして、イノは強く揺さぶった。金髪の少女は、そんな彼らの様子がとても仲良しだったのに安心したのか、シカマルと鍋の番を代わっていた。
だが、その言葉を聞いて、彼は待ったをかける。
「音信不通って…ここに住む時、家には連絡したぞっ。心配しねーように、お前らにも伝えといてくれって頼んだぜ?」
「へ?………聞いてないわよ?」
「じゃあ、俺のせいじゃねぇ。親父達か、おじさんたちだろ」
あの両親達ならやりかねない、とシカマルは考えている。イノも……まぁ色々思うものの、ほぼ同意見であった。肩を落とし、へたりこみそうになる体をどうにか支える。
「…悪かったな。急にどっか行っちまって」
「そうよ!何で家出たのよ?!」
「まぁ色々考えることでな。で、そろそろヤバいかなって時に、俺は女神に出会って、ここに住んでるってわけだ」
女神、という言葉に、思わずイノは首を傾げる。
その時、ただいま、と誰かが台所に入ってきた。
イノは、光を見た、と思った。
「おかえり、シェラ姉」
「あ、シェラさん。お帰り」
2人が挨拶を返す。入ってきたのは、雪原のような銀色の長髪に、紫水晶の瞳の、絶世の美女だった。
「足りない材料はこれだけかしら」
「ありがと。ごめんね、途中で買い物頼んで」
「構わないわ。私も手伝わなきゃいけないのに、お料理全部任せてしまったから」
「仕方ないよ。急なお仕事だったんだし」
「ところで、ヴァンツァーさんとレティシアさんは?」
「…まだ、仕事だ。あぁ、今日はリィも来れるからよろしく、と」
「了解っ。よかった。多めに作っておいて」
シカマルに荷物を手渡したシェラは、部屋を見渡して、ふと惚けたままのイノの姿に目をとめた。少女は、今日から入る新人だと紹介した。それを聞いて、シェラはにこやかにイノに話しかけた。
「はじめまして。シェラ・ファロットと申します」
「……は、はじめましてっ。山中イノです!」
緊張してつっかえながらに挨拶を返す。そして、そのまま冷蔵庫に食材を入れるシカマルに近付いていった。
「何だよ」
「ね、アンタの女神って、シェラさん?」
「はっ?!」
意気込んで訊かれたことに、シカマルは目を丸くして驚いた。後ろでは同時にシェラと少女が小さく笑い声を上げ始める。
「バっカじゃねーの、イノ」
「ば、バカとは失礼ね!だって、シェラさん、すっごく綺麗じゃないっ」
「あのなぁ。あっちは既に彼氏持ちだぜ」
「なぁんだぁ。そうよね、いない方がおかしいし、子供なんて相手にされないもんね」
「ってか、イノ。いくら綺麗でも、シェラさんは『男』だぞ」
ぴしり、とひびが入る音が聞こえたような気がした。ぎこちなく振り向けば、申し訳ない顔でシェラは頷いた。
「……嘘よっ」
「いや、マジ。ですよね、シェラさん」
「えぇ。女の格好をしてるから、騙しているようで気は引けるけど…」
「似合うからいいんじゃない。似合わなかったら、犯罪だけど」
少女の言葉に、シカマルも肯定する。どんな理屈だ、と突っ込みたい気分ではあったが、わからなくもないので、イノは黙っておくことにした。
「だったら、シカマルの女神って…誰?」
シェラでないとなると、誰なのか。気になっていたイノは、シカマルに再度尋ねる。
「決まってるだろ。さ……」
答えが聞けると思ったその時、ドタバタンっ、と大きな音が急に上から聞こえてきた。驚いて、イノは上を見上げる。
「…あ~、またか」
「また、だ。ったく、元気なのも困りものだな」
「今日は、お休みだったからね」
それぞれ呟いて、ため息をついた。3人は、この状況の原因を知っているらしい。
そして少女とシカマルは、シェラに鍋を任せると、台所を出て行った。
イノは何が起こったのか気になり、2人についていくことにした。
…ようやく、シェラが出てきました。あとの3人も名前だけ登場(笑)まずは、デル戦から。さて、お次は誰と誰と誰が登場するのか。よければ楽しみにしててください。少女、は誰かわかりますよね?
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