2007/04/04 (Wed) 入学式

本日は、妹の入学式に母と一緒に行ってきました。
第一の感想は…寒っ。何ですか、この冬逆戻り的な気温は！？スカート膝丈で寒かったれす…；けど、一番の目的は達成です！…実は、こっそり紛れて新入生に見えるかなぁ、とワクワクしてたんです（笑）案の定、そう思われましたね。受付の人とか学部教官とか（サークル勧誘はなかった…）。念押しされて聞かれたので、これは喜んでいいのかどうなのか…複雑ではありますけど；まぁまぁ楽しかったです。

さて、拍手ですが。
久しぶりに入れ変えました。今回の内訳はナルト＋カカシ（決してカカナルにあらず）、ロイエド、ヴァンシェラ、フラテイ、新快です。いや、書いてて楽しかった！３日くらいですいすい書けましたとも（普段もこれくらい書けたら文句なしなのに…）。面白いお題を借りて書くのは、結構楽しいと思います。いつか他の作品のCPでもやってみたいな。例えば、英国とか最遊記とか、最近ハマリのおお振りとか。ネウロやアリアでノーマルものもやってみたいかも。もちろん普通のSSでもですけど。

というわけで。以下、今日のSS。ちょいと長いです。

うわっ、良く考えれば、２日続けて書くなんて久しぶり…かも；

○今日のSS（ジャンルごちゃ混ぜ・パラレル）

　その館を目にした途端、山中イノは今すぐ回れ右をして帰りたくなった。
イノが道を尋ねた人々が口々に言うので、はじめは冗談と笑ったイノも、それが続くにつれてさすがに不安になっていったのだが……これを見れば、どちらが正しかったのか、よーくわかるというものだ。
（…パパのうそつきっ）
イノはここへ寄越した父を、ののしった。
彼女が聞いた噂――いわく、『霧幻荘は呪われている』、と。
「これは……言われても仕方ないわよねぇ」
小さく呟くと、もう一度目の前にそびえたつゴシック風の洋館を見た。
　赤茶色の古ぼけたレンガ壁には、斑入りの蔦がはべり、玄関の上には広いバルコニー。金色の取っ手がついた重厚な扉。今まで歩いてきた道の左右には、立派な庭園と…何故か畑もある。
入るのを躊躇っていたイノだったが、ここの他に行くアテがあるわけでもない。仕方ないとため息をつき、イノは扉横のチャイムを押すために腕を持ち上げた。
「何か用？」
「っきゃぁぁっーー！！」
突然のことに、イノは叫び声をあげた。
勢い良く振り向けば、そこには驚いて目を瞠る綺麗な『生き物』がいた。
さらさらの金糸にサファイアの瞳。オフホワイトのコートを羽織り、手には買い物袋。
「…ど、どうしたの？」
すぅっと耳に入ってくる優しげなアルトの声に、イノは自分がこの少女に見惚れていたことに気付き、赤面しながら慌てて首を横に振った。
「ご、ごめんなさいっ！あの、ここって霧幻荘ですよね！？」
「え、そうだけど……あ！もしかして、今日から新しく入る人かな？」
「はいっ。私、山中イノっていいます！」
よろしく、と頭を下げると、少女も微笑んで礼を返してくる。その仕草も、とても優雅だ。
「寒かったでしょう？どうぞ、中へ入って」
少女がイノを越えて、中へと入る。なんとも優しそうな子だ。これなら、中はともかく上手くやっていけるかも、とイノは思った。
しかし、促されて中に入った時点で、彼女は、はてと首を傾げることとなった。
（…あたし、扉開けたっけ？）

そう。イノには覚えがなかった。
自分も少女も、扉の取っ手を握るどころか、扉が開いた音すら聞こえなかったのだ。


やっておくべきは、ネタ溜め（笑）ネタが尽きたときは、これに限りますね。いつかやってみたかったネタ。多分まだ続きます（ってか学園パラレルはどこ消えた…？）。今はまだナルトだけですけど、あとデル戦、鋼、７Gは確実に出すつもり。必要に応じて、多分少年陰陽師とかコナンとか出てくると思います。……続けば、ですけどね；